五行推命学研究会名誉会長の安田靖氏が去る2014年12月18日に死去されました。

安田靖先生というのは私から見れば雲の上の人で結局生前一度もお会いすること
はありませんでした。
しかし安田先生のビデオ講座や録音テープなどから見聞きはしていたので、体調
不良は以前から伝えられていたものの、いざその時が来たらとてもショッキング
でした。

安田先生に対して私の書籍やテープ、ビデオ等からの数少ない安田体験からの
印象は、言葉が研ぎ澄まされている方だなと思いました。
それは決して難しい言葉を使うということではなくて例えば安田先生から
言わせればこうなります。
「五行が安定していると転んでもただでは起きない」とか、
「傷官はもう勝手にしやがれという形になる」などです。
特にこの傷官の説明なんかはお見事で、傷官はどうしても無責任な感情が付き
まといます。同じカチンときやすい偏官に比べるととても無責任。
それを「勝手にしやがれ」の一言で言い表す。これが安田先生なのです。
それは四柱推命そのものも同様にシンプルに再構築しました。

安田靖氏を安田先生流の言い回しで例えると何になるのかを考えてみて、
「的確」この二文字が頭に浮かびました。
運命を的確に論じる、安田先生から教わったこの精神を我々も的確に継承して
いきたいと、そう思っております。

安田靖氏のご冥福を心よりお祈り致します。