安田式・五行推命

四柱推命学とは、ひとことで言えば、個人の運命を生年月日、日時と陰陽五行説の理論によって占う方法です。
「四柱」とは年・月・日・時の四つの柱という意味です。中国では、宋の時代の西暦1279年ごろに除子平という占術家が「淵海子平」(えんかいしへい)という四柱推命術の書を出して、これが原典と言われ、日本には江戸時代後期・文政年間に入ってきました。
この時、日本へ初めて四柱推命学を紹介したのが、仙台の儒学者であった桜田虎門という人で、中国の四柱推命学を「推命書」として翻訳されたのです。その後、日本でも関西の阿部泰山、関東の高木 乗をはじめとする四柱推命の巨匠たちの手によって、今日に至る、日本流の四柱推命学が確立されていくのです。
そして、先の巨匠、高木 乗氏の流れを汲む、安田 靖先生考案の「安田式・五行図」の登場により、視覚から入ってくるイメージで、理論的にも四柱をとらえやすくなったと言えます。
この安田先生が提唱する五行推命から、個人の生年月日、時刻を干支に変換し、さらに陰陽五行に振り分けることによって時間と空間を操り、そして、未来を推理してゆくさまは、まさに五行推命法と言って良いでしょう。

※当サイトにおいて使用している「五行推命」は、「五行推命学研究会」安田靖会長の許可を得ています。
「五行による推命学の鑑定法」は、その発案者である安田靖氏が著作権を所有しています。