東北関東大地震のあまりにの惨劇に言葉も失ってしまうほどですが・・・
ひとまず、前回の続きをまとめてみたいと思います。

私が占術をやってきて思うことは、これ(占術)は人類の叡智のたまものであるなと、
本当にそう思います。
そして結局はそれを扱う者、つまり占い師の人間としての度量というものも同時に問われるものだという
ことも痛感することになります。
もう少し平たく言えば、占いと鑑定は分けて考えたほうがいいということです。

占いそのものは実際当たらなければ意味はない、当たりさえすればあとはどうでもよろしい的な部分もなくはない。
つまり占いは技術を問われるということです。良くも悪くもそれしかないんです。
それに対して鑑定はどうか?
占いのもう一歩先にあるもの・・・占いで得た結果をもう一度ふるいにかける作業という気がします。
世間の常識を疑い、占い結果をも疑う(少なくとも私はそうしている)、
その上で新たなオリジナルな仮説を立てていく・・・

とくに私なんかは連絡先など自分をすべて明かしてやっていると、その鑑定の部分を
おろそかにすることはできないですね。
相談者に対して逃げられないですから。
やはり相談者をすべてにおいて納得させるには、占い結果プラス理屈、感情においても納得させなければいけない。
そのために私自身、別に明かさなくてもいい事まで明かしてね、何やってんだろうなという時もありますけど(笑)
良くも悪くも、鑑定とはそうあるべきだろうと考えています。

最後に今回被災に遭われ、亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。