世間ではちょっと前まで「昼顔」が流行ってましたよね。
私はこのドラマは見てなかったのですが、本家?のカトリーヌドヌーブ主演の
「昼顔」は見たことがあります。 あれはとても面白かった。
人間誰しも行儀のよいことばかりやってはいられない。
この私の「不健康」と「健康」のバランス問題と同じです(笑)

ひと月ほど前でしょうか、ホームパーティーなるものに招待されまして、男女合わせて
8人ほどの集まりでした。
年齢も30~60代と幅広かったのですが、そこに居合わせた最年少の男子が堂々と
こう言ってのけたのです。
「私は既婚者ですが彼女がおります。」
当然居合わせた女子が即座に反応。。
「え~、気持ち悪い」「最低!!」とかなんかそんなことを第一声発していたように
思います。
でもけっこう初対面の人も多い中、堂々と言い放ったその男子はなかなか信用の
おける人物であると私なんかは逆に思ったものです。
本当に悪意のある人間だったら、そういう場ではたいていきれいごとを言いますから。
ところがもっとびっくりしたのは最初は嫌悪感を露わにしていたある女子がふと、
「でもそうやって人を好きになれるなんて羨ましい」と言ったんです。
結局私もこの彼女のセリフに同調してしまい、せつない気分になりました。

性欲ということに関して、単に絶倫だとかそういうことじゃなくて、いくつになっても
人を好きになれる力があるということが性欲が強い印なんだとどこかのお医者さんが
言っていたのを思い出しました。
当然この彼はまだ若いので衰えは感じていないと思いますが、不倫を奨励するのは
おかしいけれど、とかく叩かれる理由の一つにそういう事もあると思います。
いい年こいて人を好きになりやがってって。

これは早いのか遅いのかよくわかりませんが、やはり自分も少し人を好きになる力が
衰えてきたのかなと40歳を過ぎて思うようになりました。
他の人から見たら別に結婚してるのに人を好きになる必要なんてないじゃんという
ことでしょうが。。
人を好きになる力がいっぱいあって、でも好きにならないのと、人を好きになる力が
衰えてきて好きにならないのとはぜんぜんわけが違うの(苦笑)
「羨ましい」発言をした女子はその意味で言ったと思います。
やはり40代・・・40代って微妙な年代だと痛感したのです(笑)
だからこそこれからの自分へのメンテナンス、アンチエイジング、そういうものに
関心が向くんですよ。 これですべてつながりましたね(笑)