以前に私は霊感・霊媒について書いたことがありますが、今回改めてこれらの
取扱いについて書こうと思います。
あくまで私個人の意見を書きます。

兼ねてから思っていることは、いわゆる精神疾患の方々が霊界と何らかの交信を
しているのではないかというのがありました。
現実の世界の閉塞感を打開すべく、その答えを霊界に求めるというのは
わからないでもない。
実際にも、冷えとり療法を確立した進藤義晴先生や以前にも書いたポルノ映画監督
代々木忠先生、元プロレスラーの松永光弘さんなど自著で霊的なものの存在について
書かれています。
やはり何か一つの事を極めた結果、考え抜いた先には霊的なものを認めざるを得ない
のではないかと思うんです。
現実の先には霊界がある。 この世とあの世である。
そのこの世とあの世をリンクさせる役割にあるのが占術の世界であり、この世とあの世
のどちらでもないと思っています。 だからこそこの立ち位置は難しい。

話を元に戻しますと、この霊的なものを感じるには順序というのがとても大切だと
思います。
やはり現実が先にあって霊的なものにつながる、この順序です。
よく霊感が霊感がという人がおられますが、現実的な理由を考えずに霊的なものを理由
にする考えはかなり稚拙な気がします。
子供が不登校になっているのは先祖が怒っているからだとか、よくあるパターンです。
本当にそんなのを理由にしていたらマジで先祖が怒りますよ(笑)

まずはこの世で解決すること。
それが大事だと思います。
その意味では悩みが多く精神を患う方は少々早合点であるような気がします。
そんな早くからあの世で苦労する必要はない。
この世で苦労して答えを出せたら、おのずと自分に相応しい霊的なものを
感じるはずだと思います。