男が二人以上集まって話すことといったら最後の最後に心温まる会話、
つまり女性の話であります。
これは老若関係なく独身・既婚者関係なく、いい女はいないのか、理想的な女はいない
のか、というのは終生語り継がれていくわけです。

彼女がいても? 奥さんがいるのに?
そうです。 まったく別次元で理想の女性を追い求めていくのです。
そうすることで現状を保っていられるとも言えます。
例えばこんな男性も世の中にはいる。
何言ってるんだ、お前のことが一番にきまってるじゃないか、お前が最後の女だよ。
このセリフを言われた貴女、私から言わせれば詐欺です(笑)
もう少し男の本音というものを女の人に伝えてもいいんじゃないか、そう思っていました。

先日、40代の男性と中年二人で飲みにいった先で、やはり当然のように心温まる話。
私が、「思うに女の人と付き合ってその人が付き合う前よりバカになってはいけないと
思うんだよ」って言ったら彼は、
「お互いに高め合うってこと?」  「まぁ、そういうことになるよねぇ。」
「それって無理だろ。」  「どうして?」
「いい年してバカというのが魅力的なんだから。」 「なるほど一理あるね。」 
「でもその人と結婚したいと思う?」
「・・・・・・・。」

このようにして心温まる話が一転して難解さを示していく。
そして時間は進み、酒も進む。
「それにしても、ここ美味しくないか。」
「なかなかいいね。」
やはり絶対的なのは美食のようだ。