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小説「奇貨」著者:松浦理英子を読みました。
傑作でした。その内容はともかく私はここで一つの大きな発見をしました。
まず、このタイトルの「奇貨」という言葉を知らなかったこと(笑)
その意味は珍しい品物や人材だということも小説を読んではじめて知りました。

私の人生最大の悩みというか、この場で披露するのも変ですが、自分にとって欲する
ものっていったい何だろうかといつも思っていたんです。
そりゃ単純に富や名声を得てニヤニヤできる質なら逆に苦労はしないでしょう。
むしろ富や名声を得れば得るほど、満足いく部分もあるだろうけど、同時にその状況に
難くせをつけている自分を想像できる・・・まぁ、得ることもないだろうけど(苦笑)
そう思っていたところに飛びこんできた単語が「奇貨」だったわけです。
今では「奇貨」って文字見ただけで昂揚します(笑)
そうだった。自分は珍しい物や人が大好きだ。だからこそこんな業界にもいるんだもの。

「奇貨」という言葉に置き換えてみてはじめてちゃんと自分を認識できたんですね。
貴重なものを見つけたときの幸福感、
自分だけがその幸福感を知っているかもしれないという幸福感、
逆にいえば独占欲がかなり強いかもしれない・・・。
やや、マスターベーション気味ではあるが・・・。 うん・・・。