ちょっと難しい話をします。
苫米地英人という方をご存知でしょうか。
肩書きは脳を研究している学者ということですが、脱洗脳などの仕事にも関わり、
いろいろな著書もあって間違いなく頭の良さそうな人です。

その苫米地さんは「幸せ」について、それは脳内から分泌されるセロトニンの量で決まる。
だから目の前にあることは幻想にすぎないと言ったり、あるいは共産主義は提唱者である
マルクスが運営していたら成功したかもしれないとか、論語は洗脳書だから気をつけろと
言い切っていて、胡散臭くもあるけど独自の幸せを追求していて魅力的な話をする人です。
そんな苫米地さんが時間の捉え方についておもしろいことを言っています。

時間は未来から過去に流れていく。
現在という時間が流れて過去になり、未来から時間が流れて現在になる。
だから「今」という中に必然的にある「未来」というのはまだ来ていなくても「存在している」
という見方ができる、と。
そしてもしこの来るであろう未来を変えたかったら、現状である今を思いきり変革させる
しかないと説いていて、それは考え方や行動パターンを180度(←難しい)変えれば
未来は絶対変わると言っています。
逆に言えば現状に対して何もしなかったら推定通りの未来が来るということです。

この感覚わかります。
私も同じ感覚で仕事にあたってますね。
私が占術でやっているのはこの部分をさらに深読みして、現状を含めた未来の推定を
限りなくリアルなものに近づけて、そこで変革が必要か忍耐が必要かを場面によって
振り分けるんですね。
時間は流れているという感覚は実は持てそうで持てないんです。
やはり、その時その時で静止画で捉えがちじゃないですか。
そこを脱洗脳したら少し楽になると思いますね。
最近私「脱洗脳」という言葉にハマッてます(笑)