私のコラムでは、ニューハーフやSM愛好者など社会の異端児の方々が平然と登場して
ますけど、私としてはどうってことないです。
むしろそういった方々を分析することで中庸とは何であるかを再認識できると思ってますし、常識を再構築させることは重要であるとも思っています。

よく年を取ったら赤ちゃん帰りするとも言いますけど、それは本当で人生を見失うか
あきらめない限り、年配の方々はとてもパワフルですよ。
特に恋愛方面では(笑)
先日、創作料理屋を営む女性(年の頃は50代半ばか?違ってたらゴメンね)と話を
していたら、若い人達とは一線を画す?恋愛観に感心させられました。

本人の名誉のためにも言いますが、その方とても品があり理知的な女性なんです。
ところが、どういうタイプが好きなの?って聞くと、
“とにかく立ち姿が良ければ性格なんてどうでもいいですよ”だって(驚)
要するにカッコよければいいって。
これは逆に若い女性の方がそんなことは言いませんよ。

清楚な見た目とのギャップでもうおかしくってね。
だからモテるんですよ、その人は。
モテたければ、条件や講釈などごちゃごちゃ垂れずに、恋愛に理屈は必要なし、
立場や性格関係なし、
これくらいの覚悟があればモテるということです。
子供の頃のような感性をそのままに、年を重ねる。
シンプルでいいなと私に新しい価値観を吹き込んでくれました。

もっとも、プラス面ばかり強調しましたけれどマイナス面もあります。
この方やはり結婚生活は苦痛だったようで、離婚をして本当に解き放たれた気分になっ
たようです。
ただ一つ言えるのが、いろいろ離婚や離職など経験した上でのこの恋愛観ですからね。
自分のあるべき姿に戻る。原点回帰する。
それが年を重ねていくことだとしたら、まんざら年を取ることも悪くはないなと思えて
きました!!(笑)