今日は新年一発目に相応しい(?)初代・高木 乗の話をいたしましょう。
高木 乗といえば、私が日々研鑽している安田式五行推命のルーツともいえる偉大な占術家です。
そして占術だけでなく刀剣の鑑定家でもあり、また詩人でもありました。 (写真は高木 乗)

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高木 乗自身は、ろくに学校など出てもいないのにすべてを独学でマスターしていったといいます。
四柱推命学の原典である「淵海子平」「三命通会」なども直接理解されていたそうです。
私などからすればとうてい足元にも及ばないエピソードばかりなのですが、では高木 乗が活躍していた時代は
いつかと申しますと、明治~昭和初期(中期)あたりですからそんな大昔というほどではないんです。
本格的に占術そのものが日本で体系化されたのが明治時代からですから、この頃の占術家を第一世代とするなら
私なんかは第四世代くらいでしょうかね。

まぁ今回なんでこんな話をするのかというと私自身を戒めるためにね(苦笑)
やはりこうした学術は次の時代(世代)に継承されていくものですから、それをいちばん念頭に置いて
やっていかなければいけないということを改めて思い直した今日この頃です。

みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。