個人的な意見で恐縮ですが、私は草食系男子とかいう今や日本に完全に浸透しきったこの言葉が
だいぶと前からなんかしっくり来なかった。
その定義にしたって、「女にあまり興味がない」「彼女を積極的に作ろうとしない」
「女に対してガツガツしていない」など、
どちらかと言えばその悪い部分の方が指摘され、少子化云々とかなんとか。

どうにもこの言葉にはキナ臭さを感じていて、しかも命名したのが確か女性だったはずですよ。
そしてそれに飛びついた世の中のおじさん達(この場合私よりウンと年上の人達ね)が
こぞって今の若いもんは元気がないな、的なね。
あ~、嫌だ嫌だ。

しかしなんでこんなものを真に受けるんだろうか。
これ食べ物に例えれば急に最近肉が売れなくなった、みたいな話なわけで。
そういう場合は原因が必ずある。 BSEの時みたいにね。
私はこの現象を今の世の中を生きている若い男子は、女の怖さというものをようやくわかるように
なってきたんじゃないかって、それに気付いたからいわゆる草食系のポーズを取っているだけだと思う。
それは今の社会制度も含めて危険を感じ取っているからだと思うんです。

つい先日、私より10歳年下の男性と飲んだ時に、より本質に近いこれだ!!と思う事を彼は言ってくれたのです。
「俺、嫁さんはいらないけど子供だけはほしいなぁ」
これ直訳しますと、
「俺、セックスはしたいけど女と付き合うのは面倒だ」
です(笑)
いいの、いいの。
子供を作って育てられる環境が整備されさえすれば、少子化対策は一人でも多く結婚させることではないよ。
でも選択的夫婦別姓制度すら法案が通らない日本では雲の上のような話でしょうかね。

恋愛を見直そう! 結婚を見直そう!
そして今一度みなさん、オンス・・・を読んで下さい(笑)

最後になりましたが、みなさん今年も一年お付き合いしてくださり本当にありがとうございました。
良いお年を迎えられますように。