それにしても男女にまつわる四方山話など挙げていったらキリがないですね。
先回取り上げたSMの関係性もそうですし、人間にとっていちばん難しいコミュニケーション能力を
必要とするのが、人を愛するということだと思いますから。

それは別に同性愛だって構わないし、万人を愛する気持ちだって立派な愛でしょう。
ただ人の愛し方も、100人いれば100通りあってどれが正解ということでもない。
みんなそれもわかっているけど、どうしても形から入っていってしまうんですよね。
これは人間が自らの手で文明を発達させ、制度や規範などですべてを形作ってしまった。
逆に言えば形作ることでしか発展はあり得なかったし、無理を生じている分さまざまな副産物も生んでいる。

わかりやすい話、結婚をすれば離婚があり得る・・・
結婚さえしなければ離婚もあり得ない・・・
そういう陰と陽は何事も必ず表裏一体で結びついているんですね。
五行の観点からみても人が人工的に作ったものは、いずれバランスを崩しうまくはいかない。
相性が良いなどという話もなんだか怪しい。
どうにもならないゴロツキと相性だけは良かったとしても、果たして良い結果を生むだろうか。
良いからこそ問題が生じてしまう場合だってあるんです。

私が割りと信用している言葉に”ありがたい”というのがあって、これが結構その時の心を収めるのに
強く思うと効果がありますね。
相手に対して”ありがたい”と思えるかどうかって重要です。
だって、聖書の一節に、
結婚とは男がひたすら女を愛する状態に入るということ、というくだりがあるらしいのですが・・・
これはもう”すべて、ありがたい”と思うしか解決のしようがないと思いますよ(苦笑)