私が占術の世界に入っていく前段階として重要な出来事があったのですが、それは
私とまったく同じ生年月日の男性との出会いでした。
その頃の私は占いは遊びに毛の生えたレベルの知識でしたので(それでも人を鑑定
していました)今思えば怖いことですが(笑)、でもその当時から彼のことを意識
するようになったのです。

同じ誕生日ねぇ、彼はどういう人生なのかなぁ、、

今となっては二か月に一度は会って現況を報告しあう仲なんですけどね。
ここでよく言われる話が同じ生年月日だったら同じ人生なのかという疑問です。
しかもプロ中のプロの人までもが同じ生年月日で同じ人生というのはおかしいじゃ
ないの?ぜんぜん違う人いるよ、なんて言い出す始末で困ったものなのですが…

それはともかくこういう同じ生年月日でいわば運命共同体のような彼との類似点は
やっていることや趣味とか表面的に表れていることよりも潜在的な意識のほうなん
ですね。
例えばこういうことです。
自分の好きなミュージシャンがいたとして、その人を好きな別の誰かがいたとする。
一見同じ趣味の人のように思えますけど好きな曲とかはぜんぜん違ったりする。
この違いというのは同じ好みではないんですよ。
同じミュージシャンを聴きながら違うところを聴いている。
彼との類似点はこの逆のパターンで違うことをやりながら違う趣味を持ちながら
そこでチョイスする観点がとてもよく似ている。
だから表面的なことだけで見てはわからないものです。

それと付け加えておかなければいけないもう一つの点は出生時刻です。
結局この違いが肝でもありますし、彼とは時間は二時間ずれているのでその違いの
分析とかやはりプロならばそこまでリサーチするべきです。
でも私はその点でとても恵まれています。
良い師匠に良い仲間そして自分と同じ生年月日を持つ標本のような存在まである。
極めて環境が良いと思うのです。
なのでもう一皮、二皮むけたいなと思う今日この頃です。

最後になりましたが今年も皆さんありがとうございました。
実はこれを書き終えるころは日にちがまたがって元旦になっているのですが、
皆様どうぞ佳いお年を。。