先日久しぶりにイベント鑑定に呼ばれて行ってきました。
こうしたイベント鑑定というのは、普段私がやっている鑑定とはずいぶん趣きが違う
もので一人当たり10分間しか時間が与えられていません。
普段ですと10分間なら挨拶程度ですからね(笑)
スロースターターな私としては10分間でインパクトを残すというのは正直言って
やりづらかったのです。

同じスポーツでも競技によって使う筋肉が違うように、今まで使ったことのない筋肉
を動かす感覚でままならない思いでやっていたのですが、結果的には大盛況で
ホッとしました。
お母さんの次は娘、娘の次はお友達とどんどん周囲に広がっていくのがわかり、
まったく知り合いのいない会場としては成功だったかと思います。
中でも印象に残った方々が中国人留学生の御一行様です。
日本語ができる中国人が通訳を担当してくれて、その通訳越しの鑑定です。
よく日本人も台湾や香港などで通訳をしてもらいながら鑑定をしてきたなんて話を
聞きますがその逆バージョンです。

中国の人は他でも経験がありますが日本人とは占いに対する感覚が違うんですよね。
やはり本場の国というか、文化大革命での占いや宗教への弾圧の歴史もありますし、
良くも悪くも一般の人には扱えない物として捉えている感じを受けます。
ですからけっこう端っから尊敬してくれるんです。
先生、ハハーッ_(._.)_って畏敬の念というやつです。
もう全部イエスマンで聞いてくれて、でも反応がそれだと当たってんだか納得して
んだかわかりにくいんですけどね(笑)

でもね、一人彼氏を自ら振った子がいてしかし未練は残るしこれからどうすれば
いいかというご質問をいただいたとき・・・
時を見れば今は好調なのでのんびりしてる暇はないと判断、
「とにかく一度だけ彼氏に復縁を持ち掛けよ、と同時に次の出会いの準備も
 始めろ」と通訳に伝える。
すると通訳越しに「先生酷いよ」と答えが帰ってきました(笑)
我ながらイベント向きじゃない答えだと思いました(苦笑)
しかしそこは「こういう時こそ大らかになるんだよ」とまた通訳に伝えて、
最後は「ハハーッ_(._.)_、先生わかりました」と相成りましたとさ(OK)