皆様、明けましておめでとうございます。

前回の続きで・・・四柱推命も新しい時代に入ってきているというお話です。
それは我々がやっている安田式四柱推命の誕生を皮切りにスタートしたと
言っても過言ではありません。
では何がどう違うのか? これをひとことで言ってしまえば、我々は天干を
重視しているという考え方。
従来の四柱推命は地支を重んずる考えが主流だっだのです。
地支が根っ子という考え方ですね。
もちろんそれだけではありませんが、この捉え方の違いは解釈に大きな違い
をもたらします。

昨年元横綱の輪島さんが亡くなられましたが、輪島さんに因んでこの話を相撲で
例えれば、輪島の得意技は左下手からの投げでした。
ですが普通相撲のセオリーでは上手からの投げの方が効くので、強くなろうとすれば
上手からの相撲を取るべきなんです。
ところが輪島は上手の相撲は取らず下手で天下を取ったのです。
下手相撲で天下を取ったのは輪島が初めてのはずで、従来のセオリーをひっくり返
したのです。
この点が輪島が評価されるところなんですが、相撲がわからないとピンとこないかも
しれません。

まぁ同列では語れませんが、この従来のセオリーをひっくり返したという点が
安田式四柱推命にも言えることでしょう。
たかが干支、されど干支なのです。
上から見るか下から見るかで見え方が大きく違う。
四柱推命一つとってみても本当にいろいろあります。
それはなんにでも当てはまることかもしれませんね。

というわけで、本年もどうぞよろしくお願いいたします。